勘ぐり村

日本語ラップの話、金の話が多い。

2014年のソチオリンピックで銀メダルを獲得し「スノーボードにおける最年少のオリンピックメダリスト」としてギネス世界記録に認定され、現在開催中の平昌オリンピックにおいても2大会連続となる銀メダルを獲得した偉大なスノーボーダー、平野歩夢選手。

そんな平野選手、Twitterでは250人弱のアカウントをフォローしているのですが、かなりの割合でヒップホップな人々の名前が並んでいました。ざっと見ただけでもT-Pablow、EVISBEATS、RYUZO、OZROSAURUS、エローン、Shing02、ZEEBRA、SEEDA、MC 漢、B.I.G.JOE、PUNPEEといった面々がずらり。
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スノーボードとヒップホップとの親和性もあるのでしょう。フォローだけでなく、「いいね」しているツイートも、5lack(Slack)やKOHH、AnarchyのBotなどなど。

ちなみに、当然DABOさんもフォローされていました。
競技前に「デッパツ進行」でモチベーションを上げていた可能性もあるわけで、もしそうであれば、この偉業をDABOさんがバック・アップしていたことになるのです。

NORIKIYOさんがアルバム『花水木』のなかでZEEBRAさんをディスってから早4年。当初よりZEEBRAさんは「次のアルバムでアンサーを返す」と公言していたわけですが、先日のFEBBさんの死を受けたツイートへのリプライとその後のやり取りで、改めて「アルバムでやる」と明言をしていました。

天国に行った皆には会えないけど残された俺らのかけがえのないパワーになってる。Febb君は一度か二度挨拶したぐらいなんだけど、カッコいいラップをするラッパーだったから残念だよ。ご冥福をお祈りします。彼の近い仲間がきっとこのマイナスをプラスに変えてくれるはず。それがヒップホップ。

人のヒップホップ愛をそんな風にしか見れないのは可哀想。なんかあったの?

いや、最近ツイートは基本的にリアクションする事にしたから。アンサーはアルバムでやるって本人にも言ってあるからご安心を。


アンサーはアンサーで楽しみではありますが、このまま20年経っても30年経ってもアルバムが出ることなく、50歳ぐらいになったフォロワーから煽られて「次のアルバムで返すんじゃあ」と鼻息を鳴らすZEEBRAさんも見てみたいと思ってしまいます。

なお、上のやり取りから派生して、先月のUZIさん逮捕によって生まれたNORIKIYOさんのDISへのアンサーはどうなるのか?というフォロワーの問いがありましたが、こちらについては消極的、というよりも文脈が事件発である以上負け戦なので、土俵には上がらないことを明言していました。

責任者が居直ってもしょうがなくない?

今回は文脈があくまで事件ありきなので。わざわざ負け戦やらすの辞めてください。俺負けるの嫌いなんです。

戦いは勝たなきゃいけないんです。特に俺は。ちなみに勝ち戦しかしないとは言ってません。負け戦をしないだけです。

ならば負けでも通さなきゃいけない漢の道があるんです。色々と。俺はそれを選んでます。つうかアンサーとかやる気なら2秒ですよ。

トップランナーも大変です。

NORIKIYO / Nihongo Rap No Joke Show

FEBBさんのインタビューが収録されているはずなのに、いつまで経っても動画がアップされないため本ブログでも記事にしていたニートtokyoですが、本日ついにFEBBさんの動画がアップされていました。ニートtokyoのツイートによると、番組が始まったばかりの頃に既に収録されていたようです。今になるまでアップされなかった理由はわからずじまいですが、とにもかくにもアップされたわけですので、じっくり味わいたいと思います。

俺の目から見た お前は本物のラッパーだったよ いつも ラッパーだったよ 無邪気な時も よれてる時も バカ野郎 涙がとまんねえだろ お前が一番 だよ

既報の通り、今月15日Febbが亡くなりました。
また一部報じられていますが、まだ番組が始まったばかりの頃ニートtokyoに出演頂いています。彼の魅力が溢れた非常に良いインタビューなので、冥福を祈ると共に公開したいと思います。気持ちのある受け答えを本当にありがとう。ニートtokyo一同

Febb: 作りたい音楽

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