勘ぐり村

日本語ラップの話、金の話が多い。

2018年10月

かつては渋谷の街を自主的にパトロールし、現在はTwitterを自主的にパトロールしているTwitterのドンことKダブシャインさんですが、渋谷のハロウィン騒動にTwitterで苦言を呈していました。


ストレートに地方出身者への蔑視的目線が顕になってしまうところはともかく、お怒りの内容はごもっともです。今後も引き続きTwitterパトロールをよろしくお願いします。

Kato Jackson aka 獅子 - 内臓えぐりとるの?(Prod. by Kato Jackson)

タイトルやフックが「内臓えぐりとるの?」であり、歌詞の前半に「大げさな話ばかり ただの作り話」とあるので、そういう方向性のラッパーを批判する曲なのかしらと思わせつつ、出てくる名前は安牌多めで、信頼と実績のKダブさんDISもあります。我らがDABOさんは褒められてますよ。やったねDABOさん。

今どき新曲のプロモーションがYouTubeでわずか10秒というアバンギャルドなフュージョンコアのIQさんと、「安田純平さんを叩く人間はクズ」でお馴染みのダースレイダーさんが言い争っていました。



IQさんが登場しているから書くわけじゃありませんが、このベテランラッパーのお二人、IQが下手をすると倍ほど離れているのではないでしょうか。この応酬を見ていると、そう思えてしまいます。

会話が噛み合ってないというか、特に秀逸なのは終盤のIQさんの「頭は頭が切れると言う意味だよ笑」というセリフで、私などにはもう意味がわかりません。私がダースレイダーさんの立場だとしても、「良かったです!」だとか、あとは「なんなすみません!」とか支離滅裂な応答で収束させたくなると思います。




今回の件については、「人の命が救われた」という喜ぶべき事実と、一方で、「テロリストの活動資金が潤沢になり、さらにテロリストは人質を取ることで大金を得られるという経験知を得た」という事実があります。この後者の事実は、重く受け止める必要がある。味をしめたテロリストによって、つまり本件の波及的影響によって、別の人命(1人?10人?それとも?)が危険にさらされるとき、それでも「データこそが何より重要」という言葉が説得力を保ち続けられるのでしょうか?

とは書いてみたものの、あまりにも浅薄な自己責任論が横行しているのを見るにつけ、ダースレイダーさんがこのような反応を示すことについて、私は全く否定的な立場ではありません、ということを表明したくもなるのですが。

「クラブ文化を守る業界団体」のメンバーが、過去になかなかに香ばしい発言を行っていたと、DJであるMEEBEE a.k.a KAZUHIRO ABOさんが暴露していました。


「清掃活動」を行っていた「クラブ文化を守る業界団体」というと私は「クラブとクラブカルチャーを守る会」というZEEBRAさんやダースレイダーさんが関わっている団体しか思い当たりませんが、私の守備範囲が狭いだけという可能性もありますので、断定は避けます。仮に前述した会でビンゴであったとしても、もちろんこの発言の主がZEEBRAさんやダースレイダーさんだとは思えません。普段の発言からはとても想像ができない。

ともあれ、人が、利権にありつける立場にあるのであればありつきたい、という気持ちになってしまうことを私は否定しませんが、DJの免許制というのはさすがに、飲みの席で、酔いもまわり、冗談交じりの発言であった・・と思いたいところです。

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